kazublog50’s diary

人生1回

高校最後の夏

みなさんこんにちは。

 

もう完全に夏です。

 

夏メロ聴いて気分を上げていきましょう!

僕的に

サザンは安定だと思いますが、

ORANGE RANGEが1番好きですね。

 

父がORANGE RANGEを好だったこともあり、保育園に行くときは

イケナイ太陽」や「お願いセニョリータ」を流していて、僕は幼稚園児ながら車で熱唱して歌ってました。笑

歌詞の意味は知らなかったんですけど、今思うと結構やばいですね笑

 

そんな話はここまでにして、、

 

日本は夏の風物詩の1つに高校野球がありますよね。

もう少しで夏の大会の抽選会っていう事もあり、

 

昨日ふと、いつか高校野球のことを書こうと思ったので今日書こうと思います。

 

 

僕たちの代は周りの方々の支えもあり、選抜に出させてもらったんですけど、

 

2回戦の東海大相模戦に負けてから、夏の大会が終わるまで色々な経験をしました。

 

その経験を話したいと思います。

 

1回戦の駒大苫小牧戦はなんとか勝つことができたんですけど、

 

実はその時ファーストを守ってる貫太が右手の指を骨折していて、そんな中でも出てくれたんですよね。

 

でもそれだけじゃなくて、、笑

 

エース春の膝の状態が良くなくて大会が終わって病院に行ったら肘の複雑骨折で、、

 

確かに試合の時は明らかに痛そうだったので薄々やばいだろうなとは思っていましたが

 

その時に「春季県大会は春と貫太なしで戦う」っていう覚悟は決めていました。

 

なんとか春季県大会は、優勝したんですけど、

 

ここから色々あるんです。

 

毎年5月に、静岡商業さんと草薙球場で定期戦をさせてもらってるんですけど、

 

その時は雨が結構降ってて、グランドのコンディションがかなり緩くて、すごい滑る状態だったんですよ。

 

そんな中でも試合をやることになって、

 

試合の中盤くらいに村松が盗塁したんですよね

サインは確か盗塁かエンドランだったはず。

 

2塁にスライディングした時に左足がベースに引っかかって、怪我したんですよね。

 

僕も怪我してたので試合に出てなくて、

 

うずくまってる村松のもとに1番に走って行って、左の足首が見たら、すごい腫れていて、

「これ村松やばいかもしれない」って思いましたね。

試合が終わって、学校に帰って室内でミーティングをしたんですけど、大丈夫だと信じよう、みたいな話をしているうちに監督が来て、ミーティングが始まって

 

足首の骨2箇所骨折で、夏間に合うかどうかって言われて、

 

話が終わって自分たちだけで話す時間があるんですけど、

誰も話さないでシーンとしている中、強い雨がザーザー降ってる音だけ聞こえる時間があってその時間は今でも覚えてる。

 

なんとも言えないあの時間、、笑

 

その時夏の大会は村松が出れないかもしれないって覚悟を決めないとって思いました。

 

 

 

次は、5月の下旬くらいかな。

相手は確か市岐商

 

5月6月は暑さとトレーニングの量も落とさずにやってることもあって疲労のピーク時なんですよね。

 

なんと言っても体が重い笑

 

そんな中で試合をやっていて、7番セカンドの加茂が三塁に絶妙なセーフティーバントして、もうセーフ確定の打球。笑

 

何を思ったかサードの子が一塁に投げて加茂の方にボールがそれて一塁手と激突して、両足の脛骨折。

 

担架で運ばれる加茂をどうにもできず、見守って、

もうここまで来ると何も言えなくなる、、

野球の神様試練与えすぎでしょみたいな感覚でした笑

 

夏の大会目前にして4人のレギュラーが骨折している状況。

 

自分が落ち込んでたらチームが死ぬって言う自負もあり、後ろを振り返ったらもう前は向けないかもしれないっていう感情もあり、

 

何とも言えない感情だったけど、絶対にやり切るぞっていう思いで最後までやれる事をやった。

 

 

選抜から帰ってきてから夏の大会が終わるまで色んなことがありすぎて、

18歳の自分には難しすぎたかもしれません笑

 

甲子園に行くために私生活も、野球もこれ以上ない準備はしてきたつもりでしたが、

 

野球は難しいですね笑

 

終わってから「もっとやっとけば良かった」って思う人もいますが、

僕は高校野球に全く後悔はないです!

それくらいやり切りました笑

 

でも1つあげるとしたらみんなで甲子園を目指したかった。

 

春がマウンドにいて、

村松がショートを守って

加茂がセカンドにいる

 

これって当たり前じゃなかったんですよね。

 

 

たとえそれで甲子園に行けなくても絶対後悔はなかったですね。

 

ただ入学した時は自分の事しか考えられなかった自分が本気で誰かのために頑張ろうと思えたのはこの期間があったからです。

 

怪我をして試合に出られないのは自分が1番辛いはずなのにチームのために動けることがどれだけ立派なことか4人の姿を見ていて感じました。

 

2年半一緒に練習してきて、色々な制限もあってみんなが思う青春はできなかったけど笑

 

自分の目で同期全員の2年半を見てきて

負けたくないという思いの片隅に人として認めていたという思いがあったんだと思います。

 

この経験を通して学んだこと

 

人は忘れる生き物ですけど、

日々の感謝は忘れてはいけないです! 

今思っている当たり前は、絶対当たり前ではないという事。

 

あと厳しい事ですが努力が必ず報われる訳ではないということ。

 

でもそれ以上に大切なことを身に染みて感じはことができました。

 

高校最後の夏はそんな夏でした!

 

 

 

135期でまた、飲みにいきましょう!

年末楽しみにしています!

 

 

 

では、失礼します✋

 

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