kazublog50’s diary

人生1回

それ、作業になってない?

今日は、1人の高校生に感動させられる朝であった。

 

僕は、朝ごはんを買いにコンビニへ。

そこにはおそらく夜勤スタッフであろう大学1.2年生くらいの青年がお店をワンオペで回している姿があった。

 

そんな中、僕は颯爽とご飯を選びレジに向かったのだが、

前のお客さんは赤ちゃんを抱っこしながら片腕だけ空いてる状態での会計を済まそうとしている女性であった。

夜勤スタッフの青年が、

 

「チェーン店らしいマニュアル通りの接客」

 

で会計を始めた。

 

👦「袋ご利用になられますか?」

👩「あ、袋大丈夫です。」

 

こんな普通会話をしていたのだが、

会計を済ませた後になんと青年は袋に商品を詰めてこう言ったのだ。

「袋の分のお代は頂戴しませんのでお気をつけてお帰りください」

 

僕は青年の行動に関心してしまった。

よく見ると確かに、女性が選んだ商品は複数個あり、尚且つ片手には赤ちゃんを抱いているため

商品を片手で持って移動となると転んだ時に女性が大変ですし、赤ちゃんも大怪我を負いかねない。

女性が「袋は必要ない」と発言したことに対して、素直に聞くのではなく一度疑問をもち、

その人のために接客をするのではなく、その人の立場になって接客している青年の姿があった。

 

そして女性は、その気遣いに笑みを浮かべながら

「ありがとう」と言って帰って行った。

 

これこそが仕事の本質であると僕は思う。

 

コンビニのレジと言うのは、業務内容は至ってシンプルで、ただ与えられた事をこなす作業になりがちだと思うが、

青年が行っていたのは、

やらされている「作業」ではなくて、

自ら考えて動く「仕事」であったのだ。

しかも、ワンオペ夜勤で回したと言う予想があたっているのならば集中力が切れかけている朝の9時でその行動が出来たと言う事は、青年自身が自ら考えて動くと言う習慣が無ければ絶対にできないであろう立ち回りであった。

 

これこそが仕事の楽しさと醍醐味ではないかと、

僕は思います。

業務が作業でいいのなら働くのは、

人間じゃなくていいんです。

しかし、人対人だからこそ、自分たちが行う業務は仕事でなければ行けないと思います。

 

つい楽して仕事をこなしてしまおうと思ってしまう瞬間って必ずあると思うんですけど、

その瞬間を楽できた事って表面上は、+に見えても長期で見たら大体マイナスになるのかなとか、ふと考え直させられました。

コンビニの青年のように相手関係なく自分のために周りに気を使える人間が世の中をよくして行くのだと感じました。

 

皆さんも自分がやってる仕事が、

作業になっていないか、

今一度振り返ってみても良いかもしれません!

 

 

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